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冷凍ギョーザ事件、人為的混入と判断 質検総局
2008-02-28 21:33  人民網日本語版

国家質量監督検査検疫総局(質検総局)の魏伝忠・副局長と公安部刑事捜査局の余新民・副局長は28日午前、国務院新聞弁公室の記者会見に出席し、冷凍ギョーザ食中毒事件の調査の進行状況を紹介し、記者の質問に答えた。この中で魏副局長は、現在までの調査状況から質検総局がこの事件を残留農薬によるものではなく人為的な混入によるものと判断していることを明らかにした。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

質検総局の魏副局長は「日本で1月末に発生した冷凍ギョーザ食中毒事件を中国政府も非常に重視している。日本の消費者の健康を心から願い、食中毒に遭った患者が1日も早く快復することを願っている」とした上で、現在までの調査状況について次のように述べた。

▽魏副局長の発表

質検総局は1月30日、日本側が中国大使館を通じて送ってきたギョーザ事件発生の通報を受けた後、これを非常に重視し、一連の措置を取ってきた。

(1)日本の厚生労働省など関連部門と連絡を取り、具体的な状況の把握に努めた。

(2)調査チームを作り、問題となった製品と同時期に生産された製品および倉庫内の製品の検査をしたが、メタミドホスは検出されなかった。

(3)生産元の天洋食品工場に生産・販売の停止と、日本に輸出された製品の回収を指示した。

(4)天洋食品工場の原料調達、加工、包装、保管、輸送、輸出の各段階について厳格な審査を行い、工場内の監視映像や生産記録のチェックを行った。
 (5)質検総局と商務部による調査チームが3日、日本に赴き、中国側の調査状況について説明し、日本と共同で調査にあたった。調査チームが日本から持ち帰った生産日のばらばらなギョーザのサンプルに対して検査を行ったが、メタミドホスとジクロルボスは検出されなかった。

(6)天洋食品工場は95年に日本の農林水産省の登録を受け、01年3月と05年6月に農水省の実地検査を受けている。10年以上の間、輸出製品の質は安定しているとの評判を得ていた。

(7)質検総局と河北省政府は4日、天洋食品工場の調査に訪れた日本政府の派遣した調査団を迎え、中国での調査に必要な資料を提供し、調査の対象となった場所や施設を案内した。日本側の調査団は全面的な調査の後、生産現場は清潔で、管理は完全、異常は見られなかったと発表した。

(8)質検総局の関係者は12日、再び河北省に赴き、天洋食品工場の各部分の調査を行った。管理は行き届いており、関連資料にも問題はなく、どの段階にも異常は見当たらず、日本の調査団の見方を裏付ける結果となった。

質検総局としては、▽日本から持ってきたサンプルを含めた天洋食品製の製品にメタミドホスは発見されなかった▽天洋食品の管理は行き届いており、生産過程に異常は発見されなかった――との調査結果から、日本で発生した冷凍ギョーザ食中毒事件は残留農薬によって引き起こされた食品安全事件ではなく、人為的な混入による突発的な事件であると判断している。

魏副局長はこのように述べた後、「食品安全は世界各国が直面する共通の課題だ。中日双方が食品安全に関わる長期的で効果のある協力体制をできるだけ早く構築し、両国の食品安全分野での協力を強め、経済貿易の健全な発展を促すことを希望している」と語った。
(編集MA)
「人民網日本語版」2008年2月28日
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