中国国有資産監督管理委員会の李栄融・主任は6月29日、国有企業の改革と発展について、ウェブ利用者とオンラインでの交流を行った。李主任によると、同委員会は今年と来年の2年間、同委員会が管理する「中央企業」の再編の歩みを計画どおり進め、外資や民間企業の参加を歓迎していく構えだ。 中央企業への外資の株式参加は昨年からすでに例があった。中国藍星(集団)総公司傘下の上場企業3社(藍星清洗、瀋陽化工、星新材料)は昨年9月、大株主である中国藍星がすでに、世界最大のファンドであるブラックストーングループを戦略的投資者としたことを明らかにした。ブラックストーンは最高6億ドルを増資し、中国藍星の株式20%を購入するとした。この増資により、中国化工(シノペック)の藍星株保有率は80%、ブラックストーンの株式保有率は20%となった。中央企業への外資による資本参加は、国有資産監督管理委員会が設立されて以来初めてだ。 国有資産監督管理委員会が中央企業の再編への外資の参加を奨励していることについて、業界関係者は、中央企業の大型化と強化がねらいだとの見方を示している。李主任は、中央企業を来年までに80社から100社に削減することをはっきりと求めている。国際的な競争力のある大グループを30社から50社形成し、中央企業の実力を各業種でトップ3に高めることも要求された。要求を満たさない企業にはパートナーを探すとの方向も示された。ブラックストーンの藍星グループへの株式参加は中央企業の再編に新たなアイデアを示すものとなった。 李主任は上記の見方について、「中央企業の効率を外資が上げることができるならば歓迎しない理由はない」と同意する見方を示している。国有資産監督管理委員会のリーダーである李主任はこれまでにも、中央企業再編への参加をその他の所有制度を取る企業に奨励したことがあった。今年初めに重慶で行われた「国有企業開放発展ハイレベルフォーラム」で、李主任は、「国有資産監督管理委員会は、地方の国有企業と評判のいい民営企業が再編を行うことに積極的に賛同している。中央企業の一部と民営資本が協力することも推進している」と語っている。 |