中国の大手中古車ディーラー・51汽車の李海超理事長兼最高経営責任者(CEO)は先月31日、「2008年中古車価格維持率ランキング・ブランド中古車評価」と題するイベントで、「昨年、米国では新車販売台数が落ち込んだが、中古車の取引台数は4千万台にも跳ね上がった。こうした現象からわかることは、金融危機の下で中古車市場が今後、飛躍的に発展するということだ」と述べた。 現在、中国の新車販売台数は米国に追いつき、追い越す勢いだが、中古車取引台数は米国のわずか8分の1程度だ。東風ニッサンの中古車販売担当者は同日、「中古車販売は発展中の産業であり、各企業ともより多くのビジネスチャンスをつかむことが可能だ。中古車産業は高い発展レベルに到達するだろう」と述べた。 現在、自動車メーカーは各社とも発展中の中古車産業でチャンスをつかもうと積極的に動いている。 上海大衆(VW)の中古車販売担当者は「上海大衆のディーラーはすべて中古車買い換え業務の権限を授与されている。現在、中古車から新車への買い換えが販売全体に占める割合は3%から4%とそれほど高くない」と話す。 BMWの中国法人・宝馬(中国)汽車貿易有限公司の張一村・中古車販売マネージャーによると、昨年承認した中古車は1200台余りに上った。中国の中古車検査基準は世界レベルに達しているという。 張マネージャーは「現在の中国自動車市場は、成長ペースは早いが、市場の発展期が短い。これは人口1千人当たりの自動車保有台数がまだ少ないことが原因だ。中古車の経営資格や税金をめぐり、国がより明確な政策を打ち出すことを願う」と話す。 |