中国人民銀行(中央銀行)が5日発表した今年第2四半期(4ー6月)の通貨政策執行報告によると、今年上半期には中国の広義マネーサプライ(M2)と狭義マネーサプライ(M1)の伸びが継続的に上昇し、全体として拡大傾向をみせた。M2は1996年5月以来、M1は95年5月以来の高水準となった。M1の伸びが特に速く、6月末時点での増加率は20%を超えた。
同報告によると、6月末現在、M2の残高は56兆9千億元で前年同期比28.5%増加し、増加率は前年同期を11.2ポイント、今年第1四半期(1ー3月)末を3.0ポイント、それぞれ上回った。M1の残高は19兆3千億元で前年同期比24.8%増加し、増加率は前年同期を10.6ポイント、今年第1四半期末を7.8ポイント、それぞれ上回った。流通現金(M0)の残高は3兆4千億元で前年同期比11.5%増加し、増加率は前年同期を0.8ポイント下回った。上半期に回収された現金は578億元だった。